桜が終わりを迎え、入れ替わるように花桃が見頃を迎えました。

紅・白・ピンクの花が鮮やかに咲き誇り、桜とは違う美しさがあります。

『古事記』によると、イザナギノミコトが亡くなった妻を追って黄泉の国へ行ったとき、イザナギノミコトを捕まえようとする黄泉の軍勢に桃の実を投げつけて難を逃れたことから、桃には魔を退ける力があるといわれています。

他にも、桃が多くの実をつけることから子宝や多産を象徴し、縁起が良い花とされてきました。